スパホテルあぶくまのでの熱電供給:木質ペレットによるスマートなエネルギー供給
福島県西郷村にあるスパホテルあぶくまでは、給湯、空調、床暖房、ロードヒーティングに木質バイオマスCHPユニットを使用しています。
目標
二酸化炭素排出量を削減し、ホテルと敷地内の温泉のために電気と熱を生み出します。
解決策
ペレットバイオマスコージェネレーションプラント「E3」と「WE-50P」が設置されました。2つのバイオマスコージェネレーションプラント(合計180kW)の熱は、複合施設内の給湯、空調、床暖房、道路融雪に段階的に利用されています。
サービスと特徴
- 発電された電気はホテル内で使用されます。
- 電力の一部は地域社会に供給されます。
- 発電された熱は館内で利用されます。
- CHPユニットからの熱を利用することで、ボイラーの稼働時間は大幅に短縮されました。
スパ・ホテル阿武隈
2018年からペレット・バイオマス発電所を稼動
発電
E3: 25kWel.
WE-50P: FITシステム(固定価格買取制度)用49,9 kWel.
特徴
床暖房
空調システム「ファンコイルユニット」
「輻射冷暖房システム」「クール・ウォーム」
温泉、風呂、シャワー、道路などの暖房